ポキとフリークスと人間と・・・

何処に行っても同じか・・・。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | -
gaam'a

















 姉と母がエジプトに来たので、街中に大きなモスクが至る所にばんばん建っているカイロのイスラム地区へ案内した。かなり暑い。わたくしはファラオ時代の建築物(ピラミッド、カルナック神殿、ルクソール神殿、アブシンベル神殿など)よりも、イスラーム建築の方が好き。故にファラオ時代の遺跡が多い南部のルクソール、アスワン方面は全く行きたいとは思わないし、未だに行ってない。南部はカイロよりもさらに暑いらしいからさらに行く気がしない。そしてこの、カイロのシンボルでもあるムハンマド・アリー・モスクの圧倒的な存在感。おおらかな雰囲気。外は暑かったけど、中は不思議と落ち着いていて涼しい。
 今夜がアパートで過ごす最後の夜になる。10月中旬に引っ越してきて以来8ヶ月間過ごした豪華なアパートにお別れだ(ё)これから過ごすホテルは、安いのだけれどエアコンがないという不安要素があるけど、ネット使い放題なので。エジプトの道はどこも薄汚いけど、バルコニーから見える景色は綺麗だった。
 そして明後日、わたくしはアルバニアに行く。まだ何も決めてないや・・・。とにかくゆっくり過ごすよ。


07:05 | 留学 | comments(9) | trackbacks(114)
For No One
ラバー・ソウル
Rubber Soul
The Beatles


「初めて聴いたロックはThe Beatlesだった」と言えることを誇りに思う。
やはり、全てはThe Beatlesから始まったし、やはり彼らに帰らざるをえない。いろいろな音楽を聴いてきたけど、最終的にはビートルズがやはり一番!!(ё)

 “The Beatlesよりも、同時代に活動していた・・・の方が革新的だ”と言って、The BeatlesやBeach Boys、The Rolling Stonesなどの影に隠れているあまり有名ではないアーティストを擁護する意見をたまに聞くが、果たしてそうだろうか。勿論、わたくしはCaptain Beefheartも13th Floor ElevatorsもMC5も好きだけど。わたくしにとっては、彼らがカルト的な人気に留まるのは革新的過ぎるからではない。革新性が足りないからだ。The Beatlesと比べたら、彼らの革新性はかすんで見える。新たな大衆音楽の地平そのものを切り開いたThe Bealtesの根源的な革新性と比べたら。わたくしには絶えず彼らの音楽に戻って参照しては問い直すというスタイルが最良だと思う。だって、そこにはわたくしが望んでいる全てがある。
 個人的には後期ビートルズは好かん。各自がバンドを離れ、プライベートな空間に撤退すると同時に、逆説的にそのプライベートな音作りが陳腐でありきたりな音となっている。やはり中期ビートルズが、まだ互いに手を取り合って、第三者的な空間を目指していた時期が一番好き。試しに、ポール作の“For No One(ちなみに『Revolver』収録で『Rubber Soul』ではない)”という曲を聴いてみたらいい。無理して高音域を出さなくても、この際、ジョンとジョージのハーモニーがなくてもいい。平凡な中音域だけで奏でられる唯一つのメロディ。その間、3分足らず。それなのに、このドラマティックに変わる曲調は天才の業としか言いようがない。この何処かマイナーで憂いがあって、かつポップな曲調は彼らだけがなし得るもの。The Beatlesを聴くと涙が出るのは何故だろう。



04:20 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(3)
帰国の日程
帰国の日程が決まった!!

8月17日の14:30分発の飛行機に乗り、シンガポール経由、19日(何時ごろかわからんが)に関空に着く(*´∇`*)

エジプトはかなり暑い。残酷なほど暑い。
最近はカイロ大やアインシャムス大でささっと集めた資料に目を通している。身分が身分なだけに、大学やらあまり自由に出入りできないのが面倒くさいし、院を目指すのなら、早めに帰ったほうがむしろ良かったのではないか、と思ったけど、この日程に決まった。それまで酷暑の中で猛烈に勉強するよ。勉強に目覚めたのが遅かったから、マジで休んでいられない。


どのくらい京都にいるか、いつから上京するのかはまだわからない。でもGMCの合宿には絶対行くから(ё)



22:47 | 留学 | comments(0) | trackbacks(1)
Hey Venus!
Hey Venus!
Hey Venus!
Super Furry Animals



時が経つのって本当に早いなあ、と思うわけであります。

 わたくしがエジプトに行く前に、何が一番心配だったのかというと、友達ができるかとか現地人と会話が出来るかとか日本が懐かしくならないかとか、そのような類の問題ではない。その当時は一年という期間がやたら長いように思えて(しかも“海外留学”という目に見える形で区切られた時間)、この時間の流れが不意に止まってしまって怠惰に落ち込むのではないか、という怖さがあった。そんな怖さを感じるのは、もちろんエジプトに来る前の3年半というこれよりも遥かに長い日本での大学生活が完全に怠惰で、時間の流れの遥か下の方で淀んでいたからに違いない。ここに来る前は、本当にエジプトで時間の流れがプツンと切れて、ただ一人で浮遊してしまうのではないかと考えていた。
 もちろん実際はそんなことは全くなく、まだまだ甘いけど勉強の目標があるし、時間の流れの速さをひしひしと感じておる。留学に行く前の一年前の丁度今頃なんて、完全に廃人だったように思う。気がつけば留学生活は残すところ2ヶ月なんだなあ(∋ω∈)物凄く暑いんだろうな。今月末に今住んでいるアパートを去るのだけれど、次に泊まるホテルは冷房がないのだよ(扇風機はある)。その前に約2週間後に例のアルバニア〜モンテネグロ〜ボスニア・ヘルツェゴヴィナ旅行に行くのだ(ё)
 あと、Super Furry Animalsの『Hey Venus!』というアルバムが良い。最近はThe Beatlesみたいに、素敵なメロディと素敵なハーモニーがあるバンドが普通に好き。ということでSFAのアルバムはかなり素敵。




01:11 | 留学 | comments(2) | trackbacks(1)
引越し



 10月中旬あたりから約8ヶ月暮らした今のアパートを今月中に出なくてはならない。エジプトでは普通らしいのだけど、夏になると湾岸地域の金持ちが大勢エジプトに旅行に来るので、夏の間だけ家賃が倍近く増える(死)今住んでいるアパートの家賃は一ヶ月25000円なんだけど、7月から50000円になる。大家さんは以前から、夏料金は高くしないから、ここに住んで欲しいと言っていたのに、何故か家賃二倍(ё)かつてわたくしが東京で住んでいたアパートの家賃とほとんど同じだけど、わたくしは6月下旬から7月上旬までアルバニア〜モンテネグロ〜ボスニア・ヘルツェゴヴィナ旅行に行くので、さすがに払えない。
 ちなみにバルカン半島諸国旅行は6月23日から7月6日まで、ちょうど二週間。アルバニアからバスでひたすら北上してモンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナへ行ったあと、同じルートをまたバスで南下する予定。飛行機は行きも帰りもアルバニアのティラナ空港だし(その方が安い)。問題は、いかにスムーズにバスを乗り継ぐかにかかっている。エジプトに帰ってきたらアラビア語忘れているだろうな(∋ω∈)
 ちなみにアルバニアに行く直前の6月21日に以前わたくしが泊まっていたペンションさくらにまた泊まろうと思う。






今月で長い間暮らしていたこの豪邸を去る。


19:38 | 留学 | comments(0) | trackbacks(2)
風をあつめて
風街ろまん
風街ろまん
はっぴいえんど



本当に、はっぴいえんどは改めて良い曲、良い詩を書くなと思う。

アルバム『風街ろまん』なんて音楽的評価+α、つまり本来備わっている良さに加えて余分な評価、つまりノスタルジア、メランコリーなどを否応なく呼び起こしてしまう。自分の小学校時代のアルバムをぺらぺらめくるかのように、眠らない大都市になる前夜の東京の風景が、知らないはずなのに鮮明に喚起される。

“人気のない朝の珈琲屋で暇を潰していたら・・・”なんて今頃歌ったら草食男子と見なされるのもありだろうか。でも彼らがそう歌えば、何とも言えない匂いが、悶々とした臭さが匂いたつ。絶対彼らの時代は毎日お風呂に入っていなかった。両親や祖父母がいつか語ったような幼少期の映像を喚起させる切り取られた言葉の断片、風景の断片とどことなくかび臭い連中。聴覚だけでなく、視覚や臭覚、触覚までも刺激するアルバム。いや、むしろ臭覚が一番強い。がんがん匂ってくる。視覚、それの反動としての触覚に重点を持っていかれがちな現代に対して、臭覚と聴覚は何とも不可思議な生暖かい空間を広げる。彼らが生活していた空間、時間(今も生きてるけど)のための場所を開けたままにしておくのは視覚ではなく、聴覚と臭覚(あと味覚?)であると思われる。故に、この聴覚・臭覚が消えると、現実感覚そのものが狂うのだ。


“木綿のハンカチーフ”の作詞を担当したのはドラムの方だったよね。



05:11 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(1)
喜べ
喜ばしき知らせだ。

この映画を映画館でリアルタイムに観れる貴方達は幸せものです。
『エコール』を映画館で観ようと思ったその日が公開終了の翌日だったことに悔しさ。
もしわたくしが日本にいるのなら真っ先に観に行くだろうに。





『蛸の誕生』


幼女レズビアンだ!!(ё)







06:19 | 映画 | comments(0) | trackbacks(1)
心地よい
エジプトの春は素敵だ。

朝と夜の風が気持ち良い。眠たくなりますね。



これからまた暑い夏が来る。



06:08 | 留学 | comments(0) | trackbacks(1)
すなあらし

砂嵐の季節です。


 中国からの黄砂が増えただなんていろいろ文句を言っている人がいるけど、エジプトの砂嵐はハンパない(死)砂嵐といっても、砂と風が容赦なく打ち付けるといったものはまれで、大体は黄砂よりもはるかに濃い濃度であたり一面が霧のように砂に包まれるというもの。今日は朝から外の様子がおかしいと思って窓を開けたら、視界がガンガン黄色だった。明らかに視界が悪くてどよーんとしている。風はないけどなんか息苦しい。こんな感じが一ヶ月くらい続くらしい。洗濯物がパサパサになるだろうに。数日前はこれに風が加わって、マジで顔が痛かった。砂というか、小石というかがガンガン顔に当たるのでウザい。唇がシャリシャリする。たまに目を開けるのが困難。
 あと、これは本当の話なんだけど。日本人はエジプトでモテる!!このわたくしを見よ。大和魂一つでエジプト人たちの視線を釘付けにするわたくしを(ほんとだよ)。日本人男性に是非、夢と希望をもって生きて欲しい。



23:21 | 留学 | comments(0) | trackbacks(0)
もう四月
わたくしは今、最高にエジプトを楽しんでいる。
このままいすわりたい。


以前は圧倒的なテンションの差を見せ付けられたわたくしだが、今では限りなく彼らのテンションです。


音楽があるところではとにかく踊りたい。
タブラを鳴らしながら。


最近になって、刻一刻と帰国の時期が近づいていることを感じている。
帰りたくないなあ。



03:28 | 留学 | comments(0) | trackbacks(1)